国防軍の問題を抱えた新兵を訓練する
- Tal Haroni
- Jan 29, 2021
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リバイブ・イスラエルでの弟子訓練

今日、私は、ユダヤ丘陵地帯にあるリバイブ・イスラエル共同体農場弟子訓練センターで、弟子訓練プログラムを指導する手助けを行いました。
数年前、私がイスラエル国防軍で兵役に就いていた時、私はハヴァット・ハショメル(警備の農場)からの新兵の訓練軍曹を務めました。ここは、ガリラヤ湖にある基礎訓練基地で、特に問題を抱えた、社会的・経済的に恵まれない若者を訓練する施設です。通常の軍隊では、このような問題を抱えた若者は兵役には向かないでしょう。しかしながら、イスラエルには「人々の軍隊」があり、彼らにも軍隊に入る機会が与えられ、そうして彼らはイスラエルの社会の一つに溶け込むのです。多くの者が成功し、兵役の後に将来の機会を掴む事が出来ています。私は司令官として、4つの訓練兵のグループ(各グループ15人ずつ)が割り当てられ、彼らは皆様々な背景を持ち、様々な困難を抱えていました。3ヶ月の基礎訓練の間、私はライフルの撃ち方、救急の応急処置の仕方、コミュニケーション器具の使い方、軍隊生活に慣れる事を教えました。
私は、イスラエルの社会には何か、たとえ世俗のイスラエル人であっても、聖書によって動機付けられ、弱者に手を差し伸べるよう奨励するものがあると考えます。それゆえ、国防軍はこれらの問題を抱えた若者のために貴重な人材を「無駄にする」のです。軍隊は、彼らが自分の人格をまっすぐにする事に投資するのです。これは何も当たり前の事ではなく、単なる人道主義でもなく、神を信じる事から派生しているものと考えます。もう一つの要素は、ユダヤ人が別の場所で迫害を受け続けて来た事で、一つにまとまる事が重要であるという政策にあります。
私の兵役は厳しかったのですが、一方で大きな満足感を与えてくれました。私は訓練を終えた数人の兵士からの手紙をもらっています。彼らは、私が司令官として厳しく司令を出さなければならなかったのですが、私を「二人目の母親」のようだと書いてくれました。今まで誰もこの若者たちから実質的な結果を要求した事はありませんでした。私たちにはスローガンがありました。「要求は自信と同等だ」それゆえ、彼らに何かをするよう命じた時、私は実際に彼らに「あなたが成功すると信じる」というメッセージを彼らに分与していたのです。
リバイブ・イスラエルで今
これはまた、リバイブ・イスラエル弟子訓練での弟子たちに見られるものです。私たちが行っているものの中には、聖書を毎日読む事や野菜を育てるなどの実践的なフィールドワークなどの様々な訓練や習慣を身に着けさせるものです。弟子たちは、何をするにも信頼される事が必要です。この両方の訓練または編成で、私たちは人生において良い習慣を身につけさせているのです。国防軍では、罰則もあり司令官に従わなければなりません。軍隊でも霊的な弟子訓練でも、自分の行動には代償が付きものである事を学びます。私が教えた兵士たちの大半が、代償と何なのか知りませんでした。彼らはルールの無い、境界線の無い状態で育って来たのです。これが多くの者が個人の危機に直面する理由なのです。霊的な弟子訓練では、私たちは日々の聖書の黙想などの更なる習慣を身に着けさせるのです。
リバイブ・イスラエル弟子訓練センターで、私たちは神のために生き、神を聞くための実践的な方法を探求します。私たちは、健康的な生活習慣のためのツールを提供します。もちろん、私たちはそれらを「軍隊的な」厳しい方法では行いませんが、弟子たちが指導者に対して責任を持って行動し、彼らに対してオープンで透明性がある事が期待されます。
リバイブ・イスラエル共同体農場弟子訓練センターでの春のセッションは今始まっており、2月と3月のイスラエルの若者への訓練を行っています。私たちは、皆様が献金や執り成しの祈りで私たちのパートナーとなって下さる事を望んでいます。ユダヤの丘で良い事が起こっています。神を賛美します!