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ユダの獅子

  • Writer: Asher Intrater
    Asher Intrater
  • Jul 24
  • 2 min read

ティクーン・グローバル

イスラエル、エルサレム


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イェシュア(イエス)は、ユダの部族の獅子として描かれています。獅子のイメージは、力と勝利の象徴です。それは、征服する王としてのメシヤのイメージです。


黙示録5:5 – ご覧なさい。ユダ族から出た獅子、ダビデの根が勝利したので、彼がその巻物を開き、七つの封印を解くことができます。」


獅子のイメージは、イエスをユダとダビデの系譜と結びつけています。ダビデは勝利の征服王の原型です。イエスはダビデの子孫であり、ダビデはユダの子孫です。イエスは、神がユダとダビデと結んだ契約を通じて、地上の王としての権威を継承しています。


黙示録におけるメシヤをユダの獅子として描くことは、創世記におけるユダの祝福への言及です。

創世記49:9-10 – ユダは獅子の子... 雄獅子のように、雌獅子のように、うずくまり、身を伏せる... 王権はユダを離れず、王笏はその足の間を離れない。ついには彼がシロに来て、諸国の民は彼に従う。


ユダから来る征服王としてのメシヤのイメージは、聖書の最初と最後の書で預言されていますが、これが始まりから終わりまで貫かれるテーマです。ユダヤ版「ライオンキング」のテーマは、聖書の全体的なストーリーに一貫性をもたらしています。


10節の「従う(従順)」という単語は、レビの子でモーセの祖父であるコハトの名前と同じ語源から来た「קהת」「コハト」です。したがって、祭司の家族名さえも、地上の民を治めるメシヤ王を想起させます。

 

「諸国民の従順」は、福音の広がりを通じて「すべての異邦人の中に信仰の従順をもたらす」(ローマ人への手紙1:5; 15:18)という未来の預言的な暗示です。創世記のユダへの祝福において、すでに「諸国民」が神とその王に従うという言及があることは、神の予定された計画の驚くべき証しです。


同時に、イェシュアは永遠に、単に「吠える獅子」としてだけでなく、屠り場に連れて行かれる小羊(黙示録5:6)としても描かれています。このメシヤについての「苦難のしもべ」と「勝利者」という二重のイメージは、聖書全体に繰り返し現れます。イエスは神の子であり、ダビデの子孫です(ローマ人への手紙1:3-4)。彼はイスラエルの王であり、教会のかしらです(ヨハネ12:13;エペソ人への手紙1:23)。

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