正式な調査

カンザスシティ国際祈りの家に関する声明

2024年9月22日

親愛なる、信者のからだにある会員の皆様：

マイク・ビックルが不適切な性的行動に及んでいたことが発覚して以来、この1年間、多くの方が心を痛め、カリスマ派信徒のからだのかなりの部分にて、混乱が続いています。これは、指導者たちがこのような状況を適切に管理できていないと思われることにも起因しています。IHOPKCの元指導者たちから虐待を受けたとされる被害者がまだ何人もいるため、第三者による独立した調査を望む声が大きくなっています。私たちティクーンはこのことはこのことを何度も訴えてきました。

そして6月上旬、アドボケート・グループ（AG）から、私たちがそのような調査を監督する意思があるかどうか尋ねられました。それについては、後ほど詳しくお伝えします。

多くの方が、次のような疑問を持っていると思います：ティクーンとは何者で、何者であるが故に、この調査を行っているのか？どちらももっともな疑問です。ティクーンは、エルサレムを拠点とするメシアニック・ジューのコングリゲーションおよびミニストリーのネットワークです。私たちはIHOPKCとその指導者たちとは何十年もの間、親しい関係にあります。正直なところ、私たちはこのプロセスに不本意ながら参加しています。私たちは、ガラテヤ人への手紙6章にある、ただ恵みと謙遜の態度のみによって罪に対処しなさいという警告を認識しています。同時に、事実が検証されたとき、キリストの体に多くの癒しがもたらされることを期待して、このプロセスに入ります。

私たちは、米国を拠点とする他のもっと大きなグループが、この疑惑の調査を調整する役割を担ってくれることを期待していました。特に自分の国が戦争状態にある間は、このような繊細で時間のかかる作業に関与することについて考えることさえ困難でした。だからといって、私たちがこの1年間、「信者のからだ」のことで深く悲しんでこなかった訳ではありません。だから、AGから私たちが関与するよう要請を受けたとき、それを祈りに委ねました。

私たちは何について話しているのでしょうか？

プロの調査チームが疑惑を徹底的に調査する。
そのチームが報告書を作成し、公表する。
教会指導者としての経験を持つ男女で構成される追加チームが編成され、是正措置のための司法勧告を行う。
私たちには実際の統治権限がないため、これらの勧告には拘束力がない。

はっきりさせておきたいことは以下の通りです。私たちは、昼も夜も主を求め続けるためにIHOPKCに残ることを選んだ多くの尊い聖徒たちを支持します。また、様々な理由でIHOPKCを去ることを選択し、おそらく別の方法で、昼夜を問わず礼拝と祈りに参加することを求めている人々も支持します。私たちはIHOPKCが世界中の24時間365日の祈りに多大な貢献をしてきたことを認めます。私たちは、この時期が多くの皆さんにとって苦しく混乱した時期であったことを知っています。

メシアの体の他の多くの指導者たちとともに、私たちは、結果が公表される第三者による独立した調査だけが、明確さと正義をもたらすことができると感じてきました。かつて誰かが言ったように、日光は最良の消毒剤です。ほとんどの独立系コングリゲーションは、性的不品行／虐待の疑惑に適切に対処する準備ができていないようです。彼らは計画を持たず、しばしばただ "手探り "で対応してしまいます。その過程で真実が明らかになることはほとんどなく、多くの罪のない信者が傷つくのです。

6月下旬、「アドボケート・グループ」（AG）と呼ばれる数名の人々から、私たちに連絡がありました。 AGは正式なグループではありませんが、性的不品行の疑惑を知らされ、それに立ち向かおうとした元IHOPKCリーダーの集まりです。

なぜティクーンが？

彼らは私たちの指導者チームが独立した調査を監督するよう要請しました。彼らは、自分たちが最初にこの疑惑について発言した者だったため、「信者のからだ」の多くの人々が、彼らを信用しないであろうと思っていました。ここでは触れませんが、 AGとIHOPKC理事会が合同で調査を行おうとする試みは何度かあったものの、いくつかの理由で実現しませんでした。

さらに、このような試みは、そのプロセスを監督する長老からなる第三者チームと、報告書を受け取り勧告を行う、尊敬すべき長老からなる追加チームの必要性を見逃していたと私たちは考えています。私たちがIHOPKCと長い友好関係を築いてきたことを知っていたAGは、私たちを頼ってきました。

私たちティクーンは理事会として集まり、祈りました。数時間後、私たちはこのことについて前進することを決定しました。私たちは軽々しくそう言うつもりはありません。私たちは警察官でも裁判官でもありません。多くの皆さんと同じように、私たちもただ、霧で包まれていたものが晴れ渡り、明瞭となり、私たち全員が前進できるようになってほしいだけなのです。私たちの願いは、IHOPKC理事会と協力してこれを行うことです。

IHOPKC理事会の反応

我々はIHOPKC理事会に連絡し、このプロセスを承認することに前向きかどうかを尋ねた。我々は、AGがこの調査に全面的に賛同し、調査員に手持ちの資料をすべて渡していることを説明しました。AGは、まだ名乗り出ていない人々に名乗り出るよう勧め、選ばれた調査官と話をするよう勧めることを想定していると伝えました。

私たちはIHOPKCのリーダーたちと何度か会い、調査員がしっかりしていることを保証し、我々はIHOPKCを傷つける意図はないと明言しました。彼らはさらに疑問や懸念を抱いていました。何人かのリーダーは、私たちと共に調査員と面談しました。

プロセスが進むにつれ、私たちはIHOPKC理事会に、調査を進めることが正しいことだと感じていることを伝えました。関係者全員にとって最善なのは、疑惑を徹底的かつ透明性をもって調査することであるという私たちの信念を説明しました。

IHOPKC理事会との会合のなかで、この調査を支持するという彼らの合意を得ることが、あまりにも困難であることが明らかになりました。私たちは、彼らがこの先、この調査を受け入れることに期待しています。

我々の主な目標は3つ：

性的不正行為／虐待の被害者は、彼らが安全だと判断できる適切なチャンネルの中で、話を聞き、愛され、励まされる必要があること。
指導者の性的不品行やその隠蔽の疑惑が誇張も過小評価もされないよう、正確な詳細を把握するための基本的な事実調査を行うこと。
一年365日の祈りと礼拝に人生を捧げるよう召されていると感じている人たちのために、前向きな未来を築くこと。

以下を明確にしておきたい：私たちは調査員ではありませんし、調査をするつもりもありません。 私たちは、警察業務だけでなく、性的不品行に関する苦情や申し立てを評価する繊細なプロセスにおいて数十年の経験を持つ専門家チームのサービスを採用しました。彼らは公平を期しています。

彼らの主任調査員に会った後、私たちは感銘を受け、全員一致で、この会社を利用することに賛成しました。彼らには確執はなく、何が起こったかを突き止めること以外に使命はありません。

調査範囲

調査範囲は2つあり、非常に明確です。チームは以下の疑惑を調査します：

IHOPKCの指導者による性的不正行為／虐待。
IHOPKCの指導者による性的不正行為／虐待の隠蔽。

[調査員が使用する全範囲を読むには、ここをクリックしてください。］

調査員は、過去25年間にわたるIHOPKCの経営のあらゆる面を調査するわけではありません。しかし、聖職者の性的不正／虐待と隠蔽の疑惑は本質的に深刻であり、無視することはできません。また、アドボケート・グループの報告によれば、まだ調査官と話をしていない被害者とされる人が少なからずいます。

被害者が名乗り出る、あるいは名乗り出ない理由を私たちが判断することはできません。いつ、どのような方法で、どのように虐待や加害者と向き合うべきかを指示することはできません。キリストのからだにおける指導者の責任は、こころのケアを提供しながら、耳を傾け、適切な審理を保証することです。

不品行行為と、聖職者の性的不正／虐待は区別されなければなりません。悲しいことに、同意の上で行われる罪深い性的関係は世界中に存在します。しかし、牧師や教区ミニストリーのリーダーのような霊的指導者である場合、その指導者は影響力、名声、権力を持ち、より大きな謙虚さと責任を持って扱われなければなりません。

報告書

調査終了後、調査員は詳細な報告書を作成します。報告書は、過度に生々しい詳細を含むことなく、すべての事実を正確に伝えるものとします。その報告書は公表され、事実は事実として語られます。この報告書では、匿名を希望する被害者の要望を尊重します。

司法審査

私たちティクーンチームは、このプロセスの監督と遂行を支援しています。私たちは、男女を問わず、キリストのからだにおける上級指導者たちを集め、彼らに結果を検討してもらう予定です。第1コリントで、パウロは、刑事事件以外の紛争については、教会が判断を下すと語っています（調査により犯罪行為の可能性が発見された場合は、地元の警察当局に照会）。上級司法グループの大半は、ティクーン外部の長老レベルのリーダーたちであり、共に勧告を行います。

私たちは完全な公平性を持ってこれに臨みます。司法レビューは、調査結果のみを用いて結論を導き出します。調査チームはメディアの報道をほとんど知りません。チームリーダーはクリスチャンですが、カリスマ派教界の一員ではありません。

ティクーンと利益相反

IHOPKC理事会との最初の会合で、ティクーンは長年にわたりIHOPKCから多額の金銭的寄付を受けているため、利害の対立があるのではないかと指摘されました。確かにIHOPKCは長年にわたってティクーンに資金援助をしてくれており、私たちは感謝しています。IHOPKCには、イスラエルを愛し、私たちのために祈ってくれる多くの親愛なる友人がいます。また私たちからは、何人かの若者をインターンとして送り出して来ました。

しかし、私たちが最初に声をかけられたのはアドボケート・グループであったことを、皆さんに思い出していただきたいと思います。彼らは、私たちがIHOPKCからどのような祝福を受けてきたかを十分に承知しており、彼らにとってそのことは関係ありませんでした。カンザスシティで提案された新教会の受益者候補として私たちの名前がリストアップされたとき、私たちは直ちに私たちの名前を削除するよう要請しました。アドボケート・グループは私たちを信頼し、私たちとIHOPKCとの関係が、その結果が受け入れられる確率を高めると信じたのです。

最後に、残念ながら IHOPKCは財政的に困難な状況にあり、私たちの使者全員に対し、もはや私たちを支援することはできないと通告してきました。簡単に言えば、これは金銭上の問題ではなく、性的不品行の被害者についてであり、また指導者たちに高い人格基準を求めること、そして「信者のからだ」において浄化がなされるよう、神を信じることの問題なのです。

調査担当者への連絡

あなたが IHOPKC での性的不正行為／虐待の被害者であると思われた方は、調査員であるジム・ホラーに電話（717）752-4219 またはeメール（jimholler@hollertraining.com）にて、ご連絡頂けるよう、お願い致します。ウェブサイト（https://www.fireflyisai.com/ihopkc）からも内密に情報を提供することができます。

もしあなたがIHOPKCの指導者または元指導者で、性的不正行為/虐待を行ってしまった、またはその隠蔽に協力してしまったのであれば、調査員に連絡し、協力し、あなたご自身の説明責任チームまたは牧師に話すよう、強くお勧めします。

メディア

ティクーンのシニア・チーム・メンバーの一人であるロン・カンターがメディアとのコンタクト役を務めます。ロンへの連絡先は、investigation@tikkunglobal.org です。この役割において、ロンは連絡を指示し、対応にあたりますが、調査自体には関与しません。

調査費用

調査費用の調達は、このプロセスを支援するキリストのからだ全体の信者皆様からの献金に依存しています。寄付はすべて全米キリスト教基金（NCF）を通して行われ、NCFによって処理されます。ティクーンはこれらの資金を調査チームへの支払いに充てます。私たちが寄付金の一部を受け取ることはありません。

ティクーンもまた、NCFを通じてこの基金に献金する予定です。NCFは寄付金に対してわずか1％の手数料しか受け取りません。寄付金はすべて調査費用に充てられます。私たちは透明性を確保したいと考えており、完全な財務報告を公表する予定です。外部の会計監査も受けます。総費用として約100,000ドルを見込んでいます。この取り組みへの寄付をご検討ください。

メシアに在って

アシェル・イントレータ：チームリーダー

ダン・ジャスター

リチャード・クリアリー

メルバ・フェルプス

ロン・カンター

Donate

税控除の対象となる領収書（米国の寄付者の場合）がNCFより発行されます。